40年前、ここ戸越の地に創業した銭湯「中の湯」は、長い間皆様に愛され支え続けられながらも昨年その歴史に一旦幕を下ろしました。
そして今回、約一年の休業を経て旧中の湯は、「戸越銀座温泉」として生まれ変わりました。
戸越銀座温泉は、これを機に温泉を掘りいつでも"天然黒湯温泉"をお楽しみ頂けるようになりました。
そして、現代の技術と昔ながらの銭湯文化の融合を図り、「懐かしくも新しい銭湯
の姿」を目指しました。
銭湯特有のレトロ文化である"銭湯ペンキ絵"を継承すべく、今では数少ない伝統ペンキ絵師の中嶋盛夫氏へ作画を依頼、壁画の半分にその富士山ペンキ絵が描かれます。そして、残る半分には現代美術作家によるもう一つの富士山が描かれます。これには当浴場のテーマである「懐かしさと新しさ」が目に見える形で表現されています。
過去と未来をつなぐ日常銭湯「戸越銀座温泉」をどうぞお楽しみ下さい。
最後に、近隣在住の皆様には長期休業にあたってご迷惑をおかけ致しまして大変申し訳ありませんでした。また、工事に関する多大なご理解をも賜り誠にありがとうございました。
これからも末永くご愛顧頂きますようどうぞよろしくお願い致します。
店主 中寺秀雄 |